これからのファッションに対するニーズの後編
みなさんこんばんは。
どーもぼくです。
LOOOOLです。
早速ですが、これからのファッションに対するニーズについての後半です。
前半では、ファッションに対するニーズが、ファッション性から実用性へと変わっていっているというお話でした。
後半では、その実用性について書いていきます。
前編はこちらからどうぞ。
ファッションの実用性とは
ファッションが生活着としてのニーズへ移り変わってくると、洋服に対してデザイン性よりも機能性へと追及が変わっていきます。
ここでいう実用性とは機能性への追及のことですね。
最近では、様々な機能性を持った洋服が一般的になっています。
例えば、完全防水だったり、縦横全方向へのストレッチ性だったりと様々です。
従来のファッションにも、そういった機能性を持ったアイテムは多くありましたが、コロナ禍も相まってその機能性の付与が必須となりつつあります。
機能性のあれこれを一部ご紹介
ここからは実用性満天の機能性素材について、代表的なものをまとめました。
完全防水・透湿:GORE-TEX
主にアウトドアアウターやブーツにみられるGORE-TEX(ゴアテックス)。アメリカのゴア社が販売する素材の商標となります。
このGORE-TEXは、実現不可能と言われた完全防水・完全透湿を実現した素材です。
これめっちゃすごい機能です。
文字通り、雨水の侵入を防ぐ完全防水でありながら、内部を蒸れないよう湿気を通す機能を併せ持っています。
スノーウェアなんかについてると最高ですね。
高強度を誇る:CORDURA@
CORDURA@(コーデュラ)は、アメリカのインビスタ社が製造販売を行う高強度の素材です。
インビスタ社が認める糸のみを使用し、高強度で耐摩擦性を持ち、軽量で撥水性を併せ持つナイロン地によく使われます。
ナイロン地を主としたワークウェアやバッグ、ブーツの一部分などその用途は広く、丈夫さが求められるアイテムに使われます。
特にリュックなんかにはほとんど使われていますね。
確かな保温性と軽量:THERMO LITE@
THERMO LITE@(サーモライト)は、先述したインビスタ社の中空ポリエステル繊維を指します。
この素材は、身体から発せられた熱を捕まえ、身体との間に空気の層を作ることによって保温を図る機能を持ちます。
身体が発した汗は素早く蒸散し、汗による冷えを防いでくれます。
ポリエステル繊維の特性である軽量という点も合わせて、冬には欠かせない素材となっています。
中綿系のアウターに使われているのをよく見かけますね。
余談ですが吸湿発熱素材というものがあり、これは汗を除いた身体から発せられた水分の蒸散や汗の水蒸気を吸って発熱します。
ユニクロのヒートテックもこの素材を使っていることで有名です。
涼しさを洋服に:COOL MAX@
COOL MAX@(クールマックス)は、こちらも先述したインビスタ社の吸水速乾性素材です。インビスタ社すげーな。
COOL MAX@は優れた吸水性と速乾性を持ち、身体がかいた汗を素早く吸水、速乾することによって涼しく快適さを保ちます。
スポーツウェアを中心に採用されていましたが、カジュアルウェアからスーツに至るまで幅広く使われています。
夏の暑苦しいスーツ姿を快適にしてくれた立役者の一つですね。
高い形態安定性を持つストレッチ素材:SOLOTEX
SOLOTEX(ソロテックス)は、帝人フロンティアが開発した特殊なポリエステル素材です。
従来のポリウレタンのストレッチ素材と比較して、形態安定性が高く、ソフトな質感を持ち合わせたストレッチ素材となっています。
洗濯を繰り返しても形が崩れにくく、経年変化による劣化も遅いのが特徴です。
最近ワークマンがこのSOLOTEXを採用したワークスーツを販売して話題になりました。
これからもっと目にする機会が多くなりそうですね。
この辺で後半へ続く
というわけで人々のファッションに対するニーズ後編でした。
この後編で書きたかったことは、
実用性を高める機能性素材によって、ファッションはより生活を豊かにしてくれるよ。
ということです。
最近仕入れ全然できないですが、古着屋もぜひ
というわけで今日はこの辺で!
ではでは~