おっさんがファッションを楽しむためのテイスト講座~アメカジ編~
どーもぼくです。
LOOOOLです。
ファッションビギナーのおっさんが洋服を選ぶ時、無視しがちなのが、
- ワードローブ
- テイスト
の二つです。
ワードローブについては、こちらから
それぞれのカテゴリー毎の説明もしていますので、ぜひ併せてお読みください。
そしてこれからお話しするのは、テイストです。
このテイストに関しては多岐に渡るので、複数回に渡って説明しますね。
洋服にはそれぞれテイストというものが存在します。
それは、洋服単体にテイストがあるものや、組み合わせによってテイストが変わるものがあり、一見すると複雑に感じてしまうかもしれません。
しかし、トータルのテイストを理解すると、細かいことも段々とわかるようになっていきますので、安心してください。
というわけで、テイストシリーズ第一弾は、みんな大好きアメカジです。
それではいってみましょう!
意外と答えられないアメカジってなに?
アメカジってなに?
どんなのがアメカジかと問われればあれこれと話ができるアパレルの人も、意外とアメカジがなんなのかはざっくりとしか答えられない人が多いです。
まあ知っててどうなのかという話ではあるのですが。
アメカジとは、アメリカンカジュアルの略称です。
このアメリカンカジュアルは、異なるジャンルの洋服を、自由にカジュアルに着こなしたスタイルの全般を指します。
ちょっと意味がわからないですねというおっさんのためにもう少し詳しく言いますと、、、
そもそもそれぞれの洋服のモデルはなにかしらの目的や意図を持って生まれています。
それは季節気候に対応したものや、労働のためなど様々です。
例えばダウンジャケットなんかは山登りのために生まれてきたし、ジーパンは炭鉱労働者のために生まれてきたわけです。
こうして生まれた洋服が、市場に流れ、一般ピーポーが生活着だったりファッションだったりに取り入れていくわけですね。
ここではあえてそのカテゴリーをジャンルと分類しますが、そのジャンルは下記のような種類があります。
- ワーク
- ライダー
- アウトドア
- ミリタリー
- ドレス
- スポーツ
などなどです。
こうしたそれぞれ異なったジャンルの洋服を自由に組み合わせて着こなすテイストをアメカジと呼びます。
あくまで自由にカジュアルになので、その見た目は非常に幅広く、、、、
軍物の流通品を好んで着こなすサープラスタイルや、西海岸のサーファーが着こなすサーフスタイル、当時の大学生が着こなしたカレッジスタイルなどの総称がアメカジとなるわけです。
例えば上のスナップでいうと、
G1ジャケット(ミリタリー)にチャンピオンのカットソー(スポーツ)にジーパンにワークブーツ(ワーク)という3つのカテゴリーをカジュアルに着こなしています。
G1はレザーのフライトジャケットのことですね。
どうでしょうか。
なんとなくイメージが付きますでしょうか?
ちなみに当時のアメリカのスタイルでカジュアルなものはアメカジ、ドレスをアメトラ(アメリカントラッド)と分ける人います。アメトラでもアイビールックやプレッピーのようにちょっとカジュアルな着こなしがあるので、個人的には違うと思いますが
、、、
ちなみにアメトラはこんな感じ
アメトラの有名どころのブランドを見てもらうと、雰囲気がわかるかと思います。
Ralph Lauren / ラルフローレンやBROOKS BROTHERS / ブルックスブラザーズ、jpress / ジェイプレスあたりですかね。
このアメトラについてはまた別途詳しく説明しますね。
アメカジの定番アイテム
アメカジの定番アイテムを挙げるとぶっちゃけ切りが無いので、代表的なものを一部だけご紹介します。
ジーンズ
ジーンズはなんといってもアメカジの定番ですね。ワーカーが作業着として使うだけあってその丈夫さは折り紙付き。雑に扱えるところがアメカジ向きなんですかね。
ミリタリージャケット/アウター
フライト・フィールド問わず、ミリタリージャケットやアウターはアメカジの定番トップスです。ミリタリーと一言で言ってもヨーロッパのものありますが、自由に組み合わせるのがアメカジだから。
チェックシャツ
今やパーカーの羽織にもなる万能アイテムチェックシャツ。使われる生地もネルだったりオックスだったりブロードだったり様々です。
カレッジプリントスウェット
Champion / チャンピオンのスウェットが大流行して久しいですが、アメカジの定番といえば大学名が書かれたカレッジプリントのスウェットです。パーカーもそうですね。
カーゴパンツ
おっさん大好きカーゴパンツ。太いシルエットのものが多いのが今のビックシルエットのトレンドとマッチしましたね。
ライダース
渋いおっさんの戦闘服ライダース。単体で見るとかっこいいけど、雰囲気が無い人がみるとガチな人に見える不思議な洋服です。サイズ選びが結構難しい。
アメカジ定番ブランド
アメカジの定番ブランドと題してみましたが、ほんとに星の数ほどあるので、ここも代表的かつファッションビギナーのおっさんでも入りやすいお店をチョイスしてみました。
GAP / ギャップ
アメリカのアメカジブランド。本当にアメカジの洋服がたくさんです。
本国との価格差がすごく、セール時の値引き率は定価で買った人がかわいそうになるくらいな感じ。でも王道のアメカジブランドです。
POLO RALPH LAUREN / ポロ ラルフローレン
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かの有名なラルフローレンですが、色々なラインがあり、その中でもカジュアルなラインがこのブランド。アウトレットに行くと大体あります。
古き良きアメカジを感じられるアイテムが魅力です。
BROOKS BROTHERS / ブルックスブラザーズ
[rakuten:stylife:12521602:detail]
今やビジネスでもカジュアルでも定番となっているボタンダウンシャツですが、このBROOKS BROTHERSの発明品と言われています。今回のコロナで経営破綻していましたが、まだアウトレットなどで健在です。
Right on / ライトオン
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日本全国いろんなとこにあるRight on。もともともジーンズショップとして創業されたものであり、Levi’s / リーバイスやEDWIN / エドウィンといったデニムブランドやChampion、ALPHA / アルファといったブランドも展開しています。PB(プライベートブランド)は年々質が向上しているものの、方向性やターゲットが毎年違い、ブレブレなので、上記のブランドのものをうまく探しましょう。
上記はアメカジの商品を取り扱っているショップを中心に例を挙げました。
FREAK'S STORE / フリークスストアなどのアメカジアイテムを扱うセレクトショップもありますし、ALPHAやAVIREX / アヴィレックスといったミリタリーブランドなど、専門店でそれぞれのアイテムを探すのもありですね!
アメカジはファッションの基本
今回はアメカジについてつらつらと書き連ねました。
アメカジはいろんなジャンルの服を自由に組み合わせてカジュアルに着こなすという、ファッションの基本といえるテイストです。
これをベースに、ドレスをちらっと混ぜるアメトラMIXなど、おっさんでもおしゃれなれるヒントが詰まっています。
あ、アメカジといえば、古着屋もかなり捗ります。
一点物の本物志向の方はぜひ古着屋での散策もご検討ください。
これからいろんなテイストについてお話をしていくので、自分の好きな雰囲気のを見つけて、それを基にワードローブを作り上げてみてくださいね。
それでは今日はこの辺で
ではでは~