おっさんがファッションを楽しむためのテイスト講座~ミリタリー編~の前編
みなさんこんにちは。
LOOOOLです。
今日はおっさんの男心をくすぐるファッション「ミリタリー」についてです。
なぜかというとかっこいいからです。
ミリタリーウェア(本物)は主に古着屋に流通していますが、国や年代によってディティールやデザインが異なり、環境に合わせた機能性がとても魅力的。
ハマると全身カーキ色間違いなし!
アメカジスタイルに欠かせないミリタリーについて色々説明していきます。
アメカジスタイルについてはこちらから
ちなみにこのミリタリーは僕が好きな分野なので、長くなっちゃいます。
そのため前編後編と分けてお届けします。
ミリタリーウェアがファッションアイテムになるまで
ミリタリーウェアはその名の通り、軍服をルーツに持つ洋服です。
これ歴史を紐解いていくと現在私たちが当たり前にファッションアイテムとして着用しているものの原点となると言われています。
ミルスペックをクリアした軍隊が着用するミリタリーウェアが市場に出回り、そののちその形態を模した民生品が市場に流通する。
こういった背景を経てミリタリーウェアがファッションアイテムとしての一角をになっていきます。
このように軍服にルーツを持つ洋服は、例を挙げればきりがないですが、冬の定番コートやジャケットは大半がミリタリーにルーツを持ちます。
MA-1やG-1といったフライトジャケットは言うまでもなく、ピーコートやモッズコート(M-51)、トレンチコートやダッフルコートもそのルーツはミリタリーにあります。
もともとバトルドレスとして生まれたわけです。
そしてTシャツ。これもミリタリーがルーツと言われ、「Training Shirt(トレーニングシャツ)」の略称をTシャツと呼ぶ説あり、軍隊がトレーニングの際に着用していたといわれています。
少し怪しい話になりますが、戦争や防衛とともに発展した科学に合わせ、その状況や環境に適したミリタリーウェアが生まれ、それが一般ピーポーの手に回る。
このようにミリタリーウェアは常に社会の進歩とともに現れる洋服という稀有な存在なわけですね。
これだけでもなんとなくそそられる理由があると思いませんか?
完成されたミリタリーウェアは今も変わらず
ミリタリーウェアの完成度の高さは、それぞれのモデルが原型からその姿形を変えていないという事実が証明しています。
今多くのファッションブランドがミリタリーアイテムを展開しています。
一からデザイン・パターンを引いているブランドもあるかと思いますが、その多くがヴィンテージミリタリーのサンプリングを基に商品化しています。
まさに温故知新を体現していますよね。
ミリタリーウェアの機能性
ミリタリーウェアの機能性は優れもの。
といっても、一般的な民生品は軍物と同様のスペックは持っていませんが、アウターウェアなんかは新しい技術や素材を使った暖かさを実現しています。
逆に夏は薄手涼しく軽やかに着られるよう作られてあったりと、ミリタリーウェアは非常に実用的です。
フライトジャケットなんかはむっちゃ寒くて氷点下50度くらいの空を飛んだりしてたわけで、またN-3Bみたいな寒冷地仕様のジャケットはちょっとしたダウンよりも暖かく快適だったりします。
こうした防寒性なんかはタウンユースで使う分には全く困らないので、デザインだけでなく機能性も!!というおっさんには特におすすめですね。
アウトドア系のブランドのものとその辺が二極化する感じですかね。
今日はかなりショートな内容になってしまいました。
今日はミリタリーとファッションの関係性からの実用性の魅力のところに触れました。
後編は、具体的なミリタリーアイテムの種類とコーディネートへの取り入れ方、あとおすすめのブランドなんかも紹介できたらなーって思います。
それでは今日はこの辺で!
ではでは~