服屋に着ていく服が無いおっさんが読むブログ

ファッションビギナーのおっさんに向けた、洋服の知識やコーディネート、上手なお買い物の仕方がわかるブログです。

ワードローブの作り方~ニット編~

みなさん、こんばんは

LOOOOLです。

 

急激に寒くなってきましたね。

私が暮らしている地域でも、朝から雪がはらりと降っていました。

憂鬱な出勤前、いい歳したおっさんでも初雪はテンション上がります。

 

最近はコロナの件でなかなか冬の訪れがマイナスに受け取られがちですが、日々の感染対策をしっかりしながらも、こうした季節の移ろいを楽しむのも悪くないですね。

 

さて、今回はワードローブの作り方~ニット編~です。

ちなみに前回までの記事はこちらどうぞ。

 

looool.hatenablog.com

 

looool.hatenablog.com

 

ニットといえばやはり冬に着るイメージが強いかと思います。

とは言えニットにもいろいろあって、実は年中着られるアイテムなので、このニット選びもとても大切です。

というわけで、ニットを選ぶ際の注意点をみていきましょう。

 

 

いまさら聞けないニットのこと

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出典:WEAR

ニットとは、要は編み物です。

ですので、素材がカシミアだろうと綿だろうとアクリルだろうとニットです。

ニットというとセーターが連想されるかと思いますが、ニット帽にも「ニット」とつくように、編んで作られた生地を指すわけですね。

基本的にファッションの世界で「ニット」というとセーターのことを指すことが多いのですが、カーディガンなどニットで作られているものもニットに含まれるので注意しましょう。

 

さらにこのニット、見た目が大きく変わる知っておきたい「ゲージ」という言葉があるんです。

 

編地の密度によって異なるゲージ

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出典:WEAR

ゲージとは、編み機(生地を編む機械)の針が通す密度のことを指します。このゲージが高ければ高いほど、編地の目が細かく、さらっとした表情になります。逆にゲージが低くなると、編地の目が粗く、ごつごつした表情になります。

これらを分類して、ハイゲージニット・ミドルゲージニット・ローゲージニットと分けられます。

この分けられたゲージによって生地の厚みや見た目の印象が変わるわけですね。

ハイゲージニット

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出典:WEAR

ハイゲージニットは編地の目が細かく、クリーンな印象になります。細い糸を綿密に編まれており、基本的に少し薄手です。スナップのようにスーツのインナーとして使われるなど、きれいめな着こなしに相性が良いです。

専門的なことを言うとゲージ数が12以上のものを指します。

 

 

ミドルゲージニット

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出典:WEAR

ミドルゲージニットはちょうど真ん中くらいの厚みのニットです。一般的にニットといとこいつを連想する人が多いと思います。

ジャケットの下にも、カジュアルなスタイルにも両方的にもいけちゃう便利なやつです。

ちなみにゲージ数でいうと7~10ゲージのものを指します。

 

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ローゲージニット

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出典:WEAR

ローゲージニットは分厚く手編みのような温かみのある表情が特徴です。とってもカジュアルな見た目です。大胆な動物の柄が入ったカウチンニットはこのローゲージであることが大半ですね。

地も厚いのでどちらかというとアウターとして着られることも多いです。基本的にはカジュアルに合わせると無難です。

 

 

 

編み方の違いは深く考えずデザインとして捉える

ニットはとっても奥が深い。

私が長年アパレル業界に身を置いて思ったことです。

素材や編み方でものすごくコーデの印象が変わる。追求すれば雑学的なものはいくらでも出てくるアイテムです。

ファッションビギナーのおっさんがこの辺に気を遣いながら洋服選びするのは、レベル5のヒトカゲでニビシティのイワークに特攻するくらい無茶です。

なので、詳しい内容を知るより、単純に柄の一つと捉えてデザインとしてみてしまいましょう。

ケーブルニットとかありますが、凹凸のない無地でシンプルなものがやっぱり良いと思います。

まず選んで間違いはないので。

 

ニットはレイヤードでの見せ方に注意

さて、ここまでニットそのものについて語ってきましたが、実際の着合わせる時の注意ポイントはずばり「レイヤード」です。

レイヤードとはいわゆる重ね着です。

最近の意味の言い方でいうと、さらりとちらりと重ね着を見せる着こなし方を指したりしていますね。

例えば冒頭のスナップとして登場したイケメンの彼が来ているこの感じ

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出典:WEAR

ニットの裾口に注目です。

ちらっと白いインナーを見せているでしょ?

シャツを入れろ!!だらしない!!と思ってしまうおっさんもいるかと思いますが、こうしたちらっと見せるのがおしゃれのポイントだったりするのです。

彼の場合、ボトムスと足元の色味に合わせてはっきりとわからないようにレイヤードしているので、とってもクリーンな印象が持てます。

 

このレイヤードするアイテムはシャツだったりカットソーだったりと様々ですが、あくまでさり気なくを意識してチラ見せしちゃいましょう。

 

最近はモノトーンが無難じゃないらしいよ。

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出典:WEAR

ニットの定番カラーといえばブラック・グレー・ネイビーといったモノトーンなどの暗めのトーンのカラーでした。でもでも最近はスナップのようなブラウンやマスタード、エンジといった秋冬らしい色がスタンダードになってきています。

というのも、ブラウン・ベージュ系でコーディネートをまとめるのが人気になっており、これに相性がの合う上記の色がピックアップされているわけですね。

案外ブラウンとかマスタードとかエンジとかはいろいろな色とも色合わせしやすいので、この機会に一着選んでみるのもおすすめです。

個人的にはマスタードかブラウンがいいんじゃないかと思います。エンジは少しだけ人を選ぶ色なので。

 

春夏も着れるよニット

最後にちょっとしたおまけです。

ニットはあくまで秋冬メインで年間のワードローブに入れるもんじゃないっしょ。と思いがちですが、春夏は春夏の素材を使用したニットが一般的です。一般的です。大切なことなので2回言いました。

寒さの残る春先は、コットンを使用したニットを。暑い夏はさらりと軽くて涼しげなリネンを使用したニットを。

特にコットンニットは編み目細かく上品に見えるけど、着心地もよいので一着は持っておきたいものです。

その季節に合った素材を使用したニットを揃え、コーディネートの材料にするのが良いですね。

 

ニットって大人っぽく見えますよ。

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ニットに対する捉え方、少しだけでも伝わりましたでしょうか?

記事内でもお伝えしたように、ニットってとっても奥が深いんです。

でもでも気軽に着られて大人っぽくも見える便利なアイテムなんです。

なので、ちょうど寒くなった今くらいから、今年のニット探しをしてみてはどうでしょうか。これからセールで安くなる季節ですし。

 

ニットは今んとこ在庫切れですが、良ければ見てやってください。

looool.base.ec

 

というわけで今日はこの辺で!

ではでは~