服屋に着ていく服が無いおっさんが読むブログ

ファッションビギナーのおっさんに向けた、洋服の知識やコーディネート、上手なお買い物の仕方がわかるブログです。

ワードローブの作り方~ジーパン編~

みなさん、こんにちは

どーもぼくです。

LOOOOLです。

 

改めまして、新年あけましておめでとうございます。

2021年ものんびりマイペース更新で記事を書いていきたいと思います。

今年もよろしくお願い致します。

 

さて、2021年、新年一発目は、ワードローブの作り方~ジーパン編~です。

 

これまでのワードローブシリーズはこちらからどうぞ。

 

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ジーパンは今やだれもが一本は持っている生活着の必需品にもなっているのではないでしょうか?ジーパン、というかパンツはその種類も多く、選ぶのもビギナーにとっても難しい洋服の一つだと思います。

今回はそんなジーパンの選び方について説明していきます。

 

 

まずはジーパンとは、ということで

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出典:WEAR

ジーパン(ジーンズ)とは、デニムと呼ばれる綾織の綿布を使ったパンツです。

つまりデニムは生地の名前なわけですね。

このデニムを使ったパンツをジーンズ・ジーパン、デニムを使ったジャケットをジージャン・デニムジャケットと呼んだりするわけですね。よくありがちなデニムとジーンズの違いはこれで理解してもらえたと思います。

 

ジーパンのルーツ

ジーパンのルーツはワークウェアにあります。

19世紀のアメリカ、ゴールドラッシュの時代、鉱山で働く労働者に向けたキャンバス生地に補強を施した丈夫なワークパンツが開発されます。

そのワークパンツに殺虫効果を狙ったインディゴ染めを行い、生成りからインディゴブルーのジーンズへと変遷していきます。

ちなみにインディゴ染めしても殺虫効果は得られなかったらしいですが、もともと丈夫なワークパンツがインディゴ染めによってファッショナブルに映り、大衆に受け入れられていったと言われています。

原点にして完成形:501

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出典:WEAR

1890年、ジーンズの王様的ブランドのLevi’s / リーバイスが世界で初めてジーンズにロットナンバーを付け、これが現代のおけるすべてのジーパンの原点と言われています。

「501」とつけられたこのモデルは、丈夫でかつファッション性も高く、全世界で最も穿かれているジーンズとされています。

生まれてから130年以上が経つわけですが、その形が今現在においても変わっておらず、まさに完成された原点と呼べるでしょう。

いろんなブランドがこの501をベースにジーパンを作ってきたと考えるとなんだが胸が熱くなっちゃいますよね。

 

というわけでジーパンのうんちくはこの辺にして、選ぶ時のポイントについてみていきましょう。

 

 

シルエットの構造はフィットとカット

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出典:WEAR

ジーパンというかパンツ全般に言えることですが、パンツにはシルエットというものがあります。このシルエットが、いわゆる太いとか細いとかの印象を左右するわけですが、これは「フィット」「カット」という部分が重要となります。

まずは「フィット」ですが、下記の通りとなります。

  • ルーズ&ワイド・・・太い
  • レギュラー・・・普通
  • タイト&スリム・・・細い
  • スキニー・・・とっても細い

まあ、言葉の通りですね。

そして「カット」ですが、これは裾先の形のことです。

  • ストレート・・・裾先にかけて真っ直ぐな形
  • テーパード・・・裾先にかけて細くなっていく形(腰周り太めなものが多い)
  • フレア・・・裾先にかけて広がっていく形
  • ブーツ・・・膝周りが細く、裾先にかけて広がっていく形

この「フィット」と「カット」の組み合わせでシルエットが大きく変わるわけですね。

そして、このカットの形が結構見た目の雰囲気を変えるのですが、基本的に裾先が細いものはシルエットをすっきりと見せる視覚効果を持ちます。

例えばルーズ&ワイドフィットのパンツは基本見た目が太めになりますが、カットがテーパードカットだと、太めだけどすっきりとした見た目になります。

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出典:WEAR

このスナップがわかりやすいかと思うのですが、フィット自体は太めなんですが、カットがテーパードだとなんとなく清潔感を感じませんか?

見た目的には逆三角形なシルエットですね。

脚が太くて細いパンツが穿けないという方は、無理にタイトやスリムのフィットのものを選ばず、レギュラー~ワイド&ルーズフィットのテーパードカットのものを選ぶとすっきりとしたシルエットを出すことができますよ。

 

 

シルエットの構造を理解したら・・・

シルエットの構造を理解したら、実際にお店に買い物に行く前に自分の欲しいフィット・カットのものをイメージしておきましょう。

店頭に行くと、だいたいそのフィット、もしくはカットが商品名とともに記載されているので、それを探していく感じです。

 

さて、シルエットの構造を理解した後、ここで理解しておきたいもう一つの大切なポイントがサイズです。

パンツのインチ表示を攻略する

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ジーパンのサイズ表記はインチ表示のものが多いです。

中には1~3といった数字や、S~XLといったアルファベット表示もありますが、このインチ表示が一般的です。

基本的にこのインチサイズの幅は27~36インチまでがよく店頭に並んでいます。数字が小さければ小さいほどサイズが小さくなります。1インチ当たりの寸法は、約2.54cmです。

ちなみに小売店が扱うサイズで、27インチはスリム&タイトのモデル、36インチはレギュラー~ルーズ&ワイドのモデルでのみ取り扱う場合もあります。その際はお店の人に聞いてみましょう。

 

このサイズを一般的なアルファベットサイズで当てはめると、、、

 

27インチ→XS

28・29インチ→S

30~32インチ→M

33・34インチ→L

35・36インチ→XL

 

上記のような感じになります。

これはあくまで目安です。メーカーやブランドによってサイズ表記が異なる場合があったり、先述したフィットとカットによってサイズ感が変わるので、可能であれば試着はするようにしましょう。

 

デニムの魅せる色が最大の魅力

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出典:WEAR

ジーパンの種類は、先述したフィットやカットによるシルエットの違いで分けられます。

それぞれの形ごとにロットナンバーを振られていることがほとんどです。そしてそこからさらに種類が分岐するのがその色です。

ジーパンは基本、濃色・中濃・淡色の三色に分けられます。

 

デニムは先染め生地で、糸の状態から染色されます。たまに先染めで作ったデニムを作った後に染め直す「製品染め」のものもあります。

糸を染色し、この染色された色が次第に落ちていくことによって独特な色落ちの表情を見せます。この色落ちの具合がデニムの色の違いを見せるわけですね。

 

濃色はリジットとも言われたりし、いわゆるワンウォッシュやノンウォッシュなどの色落ちが全くしていないものです。上のスナップが濃色です。

 

中濃色は、ダークカラーとも呼ばれ、少し色落ちをしているものの、インディゴの濃い藍色が残っている状態のものを指します。下のスナップみたいな感じです。

 

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出典:WEAR

淡色は水色に近い色にまで色落ちをしているものを指します。

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出典:WEAR

文字通り色の濃さで分類されるわけですが、色が淡くなればなるほどカジュアルな印象を受けます。濃色のデニムは経年変化を最も感じやすく、ダメージや色落ち・汚れを味として感じながら育てていくわけですね。

最近のスナップを見ると、中濃のデニムを穿く人は少なそうに見えますが、ぶっちゃけ頑張って育てても、あんなにきれいなヒゲやハチの巣の色落ちは作れないので、デザインとしてアリだと思います。

淡色デニムも濃色から色落ちしていくと考えると10年以上かかりますし、あそこまで薄くなる前にデニム生地に甚大なダメージが行くの淡色のデニムが欲しいなら、素直に買った方が早いです。

ジーパンだって穿きやすい!ナイスなストレッチ

ジーパンといえば硬くてゴワゴワしているという印象を持っているおっさんも少なくないと思います。実際綿100%のノンウォッシュデニムは、穿き馴染ませるまで根性がいります。

しかしながら最近はストレッチジーンズという柔らかく伸縮性の良いジーンズが一般的です。

DIESEL / ディーゼルのジョグジーンズやEDWIN / エドウィンのジャージーといったスウェットのような履き心地のジーパンがいっぱい出ていますのでチェックしておきましょう。

ただまあ経年変化を楽しむなら綿100%のゴワゴワ生デニムを馴染むまで一生懸命穿くことに越したことはないです。

その辺は好みということで。

 

一点注意するポイントとして、この手のストレッチジーンズは後々伸びてサイズ感が大きくなるというところです。

伸びて大きくなると1インチは軽く大きくなるので、もともとのサイズ選びはジャストサイズを選んでおきましょう。

 

 

 

季節にも合わせたジーパンの商品開発

最近のジーパンは夏は夏用のジーパン、冬は冬用のジーパンをラインナップとして展開しています。

シンサレートやフリースを活用した冬ジーパン、メッシュや速乾性吸湿性に優れた素材を採用した夏ジーパンです。

Levi's / リーバイスやEDWIN / エドウィンのものが有名ですね。

この辺、発売直後に買うとなかなかのお値段がしますが、盛夏・真冬に入ると季節ものなんで早々とセールをするので、そのタイミングに覗いてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

パンツ選びの中でもちょっと大切なジーパン選び

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さて、つらつらとジーパン選びについて語ってきました。

本当ならば、おすすめのブランドとか生デニムについてあれこれ語りたいのですが、今日のところはこの辺です。

 

既製品もよいですが、ジーパンなら古着で探すのも楽しいですよ。

 

looool.base.ec

 

というわけで今日はこの辺で。

2021年もよろしくお願いしますー

ではでは~